ギターが弾けるようになると作曲したくなりませんか?指動くようになり基本的なスケールも覚え、弾き語りもできるようになったら曲でも作ってみようと思われる方も多いと思います。
作曲はその楽器を使うか?
ギタリストならもちろんギターと言いたいところですが、
ギタリストがピアノで作曲することもあるようです。
作曲にはギター、ピアノどちらを使うと良いのでしょうか?
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曲を作るのはピアノ?ギターどっちがいいか?
ピアノで作曲するメリット
ピアノなどの鍵盤楽器はメロディーとコードが同時に鳴らせると言う利点がありますので便利ですが
右手と左手が別々に動かないと非常に悲しい思いをします。
実際、作曲のためにピアノを習う人も多いです。考えてみるとピアノではオーケストラの曲を書くことができますが、ギターでは無理かもしれません。
山下達郎はコードの流れが見えやすいと言う理由で鍵盤楽器で作曲することを勧めています。複雑なコードも押さえることができ、左手の指一本でベース音を弾くことができるので曲のアレンジをする場合に便利という理由ですね。
Mr.Bigのポールギルバートがピアノで作曲しているのは有名ですね。代表曲の『Take cover』のギターパートはピアノで作曲したフレーズを雰囲気を壊さないようにギターに置き換えたので難易度が高いものになっています。Lar'c~en~cielのkenもピアノで作曲しているようです。
あくまでも私見ですがピアノで作曲されたものは理論的きっちりしたものが多い感じですね。
ピアノのデメリット
ピアノのデメリットを考えてみましょう。
もちろんピアノが弾けない人は弾けるようになるところからスタートです。
ギタリストの場合弾ける人はどのぐらいいるのでしょうか?
ギターの利点
ギターはコードをかき鳴らしながら自由に歌えるという利点があります・・・・
ん?ピアノでもできるじゃないか!
ギタリストならお判りいただけるでしょう。ギターをかき鳴らしながら歌う、魂を吐き出すみたいなイメージで作曲する・・・。
ギターで作曲する利点はコードボイシングから曲のイメージができることにあります。
例えば6弦ベースのAメジャーコードを押さえていて、1、2弦を開放にするだけで新鮮な響きになりイメージが膨らみます。
斬新な響きから曲を着想できるというところでしょうか?
私の場合、上記のようにコードの響きにインスパイヤされギターパートから作り歌メロを自分もしくはバンドのヴォーカリストにつけてもらうことが多いです。
楽器を持っていると全くメロディーが出て来ずシャワーを浴びているとき自転車に乗っている時に不意に浮かぶ場合が多いですので厳密には作曲には楽器を使っていないことになるかもしれません・・・・。
ギターのデメリット
ギターのデメリットを考えてみましょう。
ギターであるコード進行を弾いてみるとポジションが平行移動しているところがあると思います。
ギターの利点である平行移動しても音の関係が変わらないが、ここではデメリットと感じてしまう人もいるようです。
その理由は、コードとコードが滑らかに繋げない。。。
ピアノで同じコード進行を弾いた場合、どうなるか?
ほとんどのピアニスト、キーボーディストは転回形を使いコード同士を滑らかに繋いでいるはずです。
ギターでコードを平行移動しなながら
結論
作曲にピアノかギターかどちらがいいか・・・所詮作曲の道具です個人の好み、作曲のしやすさで選べばいいのではないでしょうか?
しっかり作曲を勉強したいのならピアノを覚えるのも選択肢だと思います。
余談ですがバンドでオリジナルをやる人は完璧に曲をに作りこまない方が良いです。スタジオにいってメンバーをせーので合わせて完成度を高めて行く方がよりバンドの音になりますよ。