エレキギターだけでなくアコースティックギター初心者の方に共通する
最初の壁がFコードではないでしょうか?
本当によくFコードで躓いてそこでギターを挫折したと聞きます。
えっFコードなんぞ、出てこない曲の方が多いのに....と言いますか
たくさんあるコードのうちのひとつでしかありません
とりあえず諦めて先に進むというのも手段です。
ギターの練習をFコードが弾けないからと言ってやめてしまうのは勿体無いです。
ちなみに私が、コピーしてきたジャンルののせいか、
Fコードがまともに出てくる曲はほとんどありませんでした。
古めのブルースとか管楽器主体の曲は多いのかな〜
あの辺の曲はkey=B♭で曲が作られていることが多いみたいなので...
それにしてもFのバレーコードが出てくることはないかな〜
ほんのちょっとのコツさえつかめればFコードは押さえられるようになります。
ここでは、Fコードを押さえるコツを紹介しています。
最後にどうしてもFコードが押さえられない、音が綺麗に鳴らないという方のために裏技も用意しました。
種明かしをすると....代用してしまえばいい...です.
なぜFコードが押さえられないか?
Fコードを弾いた時に音がつまるような感じになっている方が多いですね。
原因は、
①手に力が入りまくっている。
②エレキギターの持ち方、姿勢が悪い。
③コードの押さえ方が悪い
等が考えられます。
ひとつずつ解決していきましょう。
Fコードを押さえるコツ
1 力を抜こう
Fコードを押さえるのに力は全くいりません。
人差し指で押さえている弦の中で音が出るのは1、2、6弦のみです。
セーハすることに意識を集中しすぎて、
人差し指の根本の部分で音が出る状態になっていない
つまり、しっかり1弦、2弦を押さえられていないことがよく見られます。
ここは強調しておきます。
どちらかというとハイフレットの同じ型のコード方が力はいります。
Fコードはローポジションになりますので、弦の張力が弱いためです。
ただし、太い弦を張っている場合、ナットが近いので押さえた感じ硬いです。
この辺がFコードが壁になっている原因なんでしょかね
まず、1フレットのフレットに添えるように人差し指で押さえてみてください。
ここでは、まっすぐ指を伸ばして押さえてください。
その時、
全部の弦の音が鳴っているか?
指がフレットから浮いていないか?
どうですか?きれいに音が出ましたか?
2 ギターの持ち方を見直そう
座って弾く場合:
1フレットが身体から離れすぎていないか?
ギターのボディーを右足に乗せて弾いてみてください。
立って弾く場合:
ギターのポジションが低すぎませんか?
パンク系や、ビジュアル系アーティストにみられるギターの位置は手が小さい日本人向けではありません。
かといって、高すぎるのもかっこ悪いですね。
十分に手首が曲がる位置までギターの位置をあげてみてください。
3 右手のフォームを見直そう
人差し指の裏側に親指かきているか確認してください。
人差し指と親指でつまむようにネックを握るのがコツです。
①まずは、人差し指と親指でネックをつまむようにして音を出してみる。
②音が出たのを確認して、各弦を中指、薬指、小指を各弦を押さえる。
③親指の位置に注意、人差し指と同じ位置にあるか?
まずは、①で音がきれいに出るか確認してみましょう
4 GとかAで練習してみる
GとかAのバレーコードで押さえ方に慣れるのもひとつの方法です。
Gコードを押さえた人差し指(6弦3フレット)がベースノート、コードネームを決めるポジションになります。
このまま、手の形はそのままで人差し指を5フレットまでずらすとAコードになります。
Fよりだいぶん押さえやすく音も出やすいと思います。
どうしてもFコードがきれいに鳴らなかったら〜裏技
指にの関節の関係でどうしてもFがきれいに鳴らない方も一定の数いらっしゃいます。
人間の関節はみんな違う形をしていますので仕方ありません。
私の場合、第二関節が出っ張っているので普通にセーハしてコードを弾くと鳴らないコードもあります。
まあ、ちょっと工夫して弾いていますが.....
で、裏技ですが…
・セーハするのをやめる!!
これが、Fコードがどうしても鳴らない人の逃げ道です。
まあ、長い目でみてそのうち弾けるようになるさ!という感じです。
① 省略コードで代用
もう、セーハするのはやめよう!!って感じです。
② 6弦は親指を使って押さえる
セーハするのが厳しかったら、6限1フレットを親指で押さえる作戦です。
コツは、6弦の上から添えるようして手前に引っ張るイメージです感じです。
握り込まなくてもOKですよ。
左の写真のように握り込まなくても音はでます
右の写真のように親指を6弦に軽く添え手前に引っ張るイメージで
最後に
Fコードが初めからきれいに弾ける人はいませんが、
どうも、Fコードにこだわりすぎている人が多いような気がします。
たくさんあるコードのひとつですできなかったら、そこはほっといて先に進む
これが、大事な時もあります。Fコードはまさにそれ
今できなくても、毎日練習していれば、
エレキギターが弾ける指になって行きますよ。
要するに『そのうち弾けるようになるさ』
というぐらいの気持ちでエレキギターを練習してみてはいかがでしょうか?