初心者はパワーコードから覚えると早く上達する
初心者はコードが弾けなくて挫折する方も多いと聞きます。特にFコード初心者には鬼門ですね。
まあ初めから6本の弦を押さえ綺麗に鳴らせという方が無理ですし
初心者がいきなりコードの練習をするのも無理があります。
指が独立して動かないうちはコードの練習はしないほうがいいです。
指が動かないのでコードが押さえられなくて
かなりの確率で挫折します。
コードを練習するのは指がある程度動くようになってからのほうがいいと思います。
曲らしきものを弾けなければギターを楽しめないですね。
そこで2本の弦を鳴らせばコードとしてなんとか形になるパワーコードについて解説します。
Fコードなどの現在押さえられないコードはパワーコードで代用すると簡単に弾き語りができたりします。
パワーコードはパンク、ハードロック系などのオーバードライブを使用した曲でよく使われるコードですが、クリーントーンで鳴らしても充分かっこいいです。
[toc]
[ad#co-2-1]
パワーコードの仕組み
パワーコードは5度コードとも呼ばれます。
5度コードはその名の通りroot + 5度の2音で成り立っています。
つまり2箇所押さえればコードとして機能します。
ただし3度の音が存在しないのでメジャーともマイナーとも決めることはできません。
メジャーコード、マイナーコードと聞いて
どんな音を想像しますか?
明るいとか暗いとか....
そういった感性は今後大事になってきますよ〜
ここでは詳しい話は省きますが、理論的なことを付け加えると
そのコードの3番目の音がメジャーかマイナーかを決めます。
Cだったら C-E-Gがトライアド(構成音)になります。
Cから数えて3番目の音はEですね。
これがE♭になるとCmになります。
パワーコードの押さえ方
パワーコードは省略コードとか呼ばれたりします。なんてことはありません。
元のコードフォームの太い弦方の2本を押さえ
あとの弦は弾かない(押さえない)だけでできます。
ルート(ベース音)が赤い記号になっています。ルートを人差し指で押さえ薬指または小指で5度の音を押さえます。
どちらかというと人差し指+小指が押さえやすいですが、
ルート+5度+8度(ルートのオクターブ上)のパターンもありますので
(この場合はルート:人差し指、5度:薬指、ルートのオクターブ上:小指で押さえます)
今後のために人差し指+薬指がおすすめです。
もちろん使い分けができればベストです。
この形は6弦がベースのコードになってもこの形は変わりませんので覚えやすいと思います。
覚えるコツは5弦、6弦のどこにどの音があるか?です。
どこにどの音があるかを覚えてしまえば押さえる形は一緒。楽に曲が弾けるようになります。
音のインターバル(ルートからどれだけ離れているかですね)は
今後コードを理解する上で重要になってきますので
余裕がある方はroot-5度の関係をギターのフレット上を下記の観点で調べてみるのもいいと思います。
・4弦ルートの場合は?
・3弦ルートの場合は?
冒頭でも書きましたがパワーコードだけで弾き語りができたりします。
弾けないコードはパワーコードで代用するのも1つので方法です。
Fコードはそのうち鳴るようになります。とりあえずギターで曲を弾いてを楽しむことを大事に練習してください。